プロ野球 華のある守備の名手について

プロ野球は結果だけを見ると、投手とホームランバッターが注目されますが試合をしっかり見ると守備の名手が試合の鍵を握っているといっても過言ではないのです。

広島の菊地選手、阪神の鳥谷選手、少し前では中日の井端選手と荒木選手の二遊間は鉄壁と有名でした。菊地選手はWBCでもその素晴らしい守備力を発揮し、世界の選手をも魅了しました。

鳥谷選手はピークの時期を過ぎてしまったと言われることもありますが、元々の守備位置のショートでも守備機会連続無失策の記録を持っていたり、サードでも高い守備率を誇りました。

井端選手、荒木選手の二遊間は、そこにボールが飛んだら必ずアウトになってしまうと思われるくらい素晴らしいものでした。

華のある守備というと内野の選手が多く挙げられます。それは外野の守備の名手は内野の選手と比較して絶対的に守備の機会が少ないからです。それでもソフトバンクの柳田選手や西武の秋山選手は広い守備範囲で他の選手では届かないような打球もキャッチしてしまいます。

外野の名手としてはなんといってもイチロー選手がダントツではないかと思います。守備範囲も去ることながらホームスチールを狙うランナーをレイザービームの異名を持つ返球でいくつものアウトを獲得しました。